言霊 2 07.11.26

対岸の彼女 (文春文庫 か 32-5)

ふっと入った本屋さんで、

角田光代さんの『対岸の彼女』を見つけました。

以前から、自分と同じ年に生まれた、

女性の作家さんを探していたので、即購入しました。

同じ時代を生きている作家の文面に、

吸い込まれるように、読み切ってしまいました。

いじめがはびこる女学校での、いろいろな立場の考え方、

大人になり、会社の独身女社長や主婦の心の葛藤、子育て、世間の根本的理由の無い神話…

とても自分を浄化してくれる、一冊でした。